この記事でわかること
- HW-DG80XHを洗浄力／乾燥力／時短性／省エネ／静音性の5軸で評価
- DGシリーズ（HW-DG75J／HW-DG80J／HW-DG1001／HW-DG100XH）の中での立ち位置と違い
- 「自動投入＋静音＋省エネ」を重視するファミリー向けに、向く人／向かない人の判断ポイント
※本記事はまとめ記事③（DGシリーズ 7.5〜10kg｜ファミリー向け）の特化レビューです。全体比較は下記から。
→ ハイセンス 縦型洗濯機 大容量比較｜7.5〜10kg銀イオン＆自動投入モデルの選び方
結論：“静かでムダが少ない”。HW-DG80XHは、自動投入＋インバーター＋スマホ連携を揃えた8kgの型落ち上位
HW-DG80XHは8kg・自動投入・インバーター制御・スマホ連携をまとめて搭載した、DGシリーズの型落ち寄り上位モデルです。洗剤・柔軟剤の自動投入で毎日の洗濯準備を時短しつつ、インバーターで省エネ性と静音性も高水準。発売から時間が経っている分、同等スペックの中では価格がこなれてきた“お得な上位機”という立ち位置です。
仕様と価格（要点）
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 型番 | HW-DG80XH |
| タイプ | 縦型全自動・上開き／8kg（自動投入付き大容量ファミリー向け） |
| 想定世帯 | 2〜4人家族／共働き・在宅ワーク世帯／夜洗濯や早朝洗濯が多い家庭 |
| 主な特徴 | 洗剤・柔軟剤自動投入／インバーター制御で静音＆省エネ／スマホ連携でコース設定・通知に対応 |
| 位置づけ | DGシリーズの8kg“型落ち寄り上位”。自動投入＋インバーター搭載で、DG80Jより高機能・DG100XHよりコンパクト。 |
| 参考価格（執筆時点） | 約5.4万円（※時期・店舗により変動します） |
出典：ハイセンス 公式商品情報（仕様・消費電力量・機能一覧）／主要ECサイト商品ページ（価格レンジ・レビュー傾向）。
購入・価格チェック
HW-DG80XH
評価の算出根拠：メーカー公表データ（消費電力量・騒音値・機能）、同シリーズ機との比較、主要ECレビュー傾向を基準に5軸で相対評価。
実用レビュー
① 洗浄力：8kgでもしっかりかき混ぜる“ファミリー向け”水流
- 立体水流と8kg槽の組み合わせで、日常の衣類からシーツまでムラを抑えた洗い上がりを狙えます。
- 自動投入により洗剤量のブレが少なく、毎回ほぼ同じ洗浄力を引き出しやすい点も安心です。
② 乾燥力：風乾燥＋自動投入で“干す前まで”を時短
- 風乾燥で脱水後の水分を効率よく飛ばせるため、部屋干し時も乾き始めがスムーズです。
- 自動投入で柔軟剤量が安定し、ゴワつきにくい仕上がりを狙えるのもファミリーにはメリットです。
③ 時短性：自動投入＋お急ぎコースで“段取りごと”短く
- 洗剤・柔軟剤をあらかじめセットしておけば、スタートまでの準備がワンタッチで済みます。
- 最短クイック系コースと組み合わせれば、少量洗いをサッとこなす場面で効率が良い印象です。
④ 省エネ：インバーターで“必要な分だけ回す”賢い制御
- インバーター制御により、負荷に応じてモーターを細かく調整し、ムダな電力を抑えやすい設計です。
- 自動投入で入れすぎ洗剤を減らせるため、水量・すすぎ回数の面でも結果的に省エネに寄与します。
⑤ 静音性：夜間の洗濯でも扱いやすい“インバーター静音”
- 洗い〜すすぎはインバーターらしい滑らかな駆動音で、リビング隣接の洗面所でも使いやすい静かさです。
- 脱水時はそれなりに音が出ますが、大容量クラスとしては落ち着いたレベルに収まっています。
注意・割り切りポイント
- 自動投入・インバーター・スマホ連携付きのため、同容量のシンプル機より本体価格は高めです（ただし型落ち寄りで値ごろ感は出てきています）。
- 銀イオンAg＋や“ニオイケア特化”のプラス機能を最重視するなら、HW-DG80Jも候補に入ります。
比較：DG75J／DG80J／DG1001／DG100XHとどっちがいい？
| 項目 | HW-DG75J | HW-DG80J | HW-DG1001 | HW-DG80XH | HW-DG100XH |
|---|---|---|---|---|---|
| 容量 | 7.5kg | 8kg | 10kg | 8kg | 10kg |
| 自動投入 | なし | なし | なし | あり（洗剤・柔軟剤） | あり（洗剤・柔軟剤） |
| インバーター | なし | なし | なし | あり（静音・省エネ寄り） | あり（大容量フラッグシップ） |
| 特徴 | Ag＋抗菌付きの7.5kgコスパ大容量 | Ag＋＋プラス機能の現行8kg“ニオイケア寄り” | 自動投入なしの型落ち寄り10kgで容量重視 | 自動投入＋インバーター＋スマホ連携の“型落ち上位8kg” | 10kgで自動投入フラッグシップ。まとめ洗い全振り |
| 向く人 | 7kgから少し容量アップしたいが価格優先の家庭 | 部屋干しニオイやAg＋・プラス機能重視の8kg派 | とにかく10kg容量×価格重視の大家族 | 8kgで静音＆省エネと自動投入を両立したい2〜4人家族 | 洗う量が多く、10kg×自動投入×時短をフル活用したい家庭 |
| 価格感（目安） | 約4.5万円 | 約5.0万円 | 約5.8万円 | 約5.4万円 | 約6.0万円 |
口コミの傾向
「自動投入が便利で、家族でも誰でも同じ仕上がりになる」
「インバーターのおかげか、思ったより音が静かで夜でも回しやすい」
「型落ち寄りのおかげで、この機能でこの価格なら納得感がある」
「Ag＋などのニオイ対策機能は別のDG80Jの方が分かりやすく、そこは少し迷った」
※主要ECサイトのレビューを横断して傾向を要約（個別の投稿を直接引用していません）。
まとめ：向く人／向かない人
- 向く人：2〜4人家族／夜や早朝に洗濯することが多い／洗剤の計量を省いて毎日の洗濯を時短したい／8kgクラスで静音性と省エネも重視したい
- 向かない人：初期費用を最優先し自動投入は不要（→ HW-DG75J や HW-DG80J）／10kgクラスでまとめ洗い優先（→ HW-DG100XH や HW-DG1001）
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